遭難対策部

2014年度活動報告

1.各会の事故報告の集約

 事故・遭難を把握するため、毎月の理事会において、その月に発生した事故の有無を報告してもらいました。そして、これらの報告をもとにして、「遭難・事故・ヒヤリハット第6集」を作成中で、来年度配布する予定です。

2.四国ブロック遭難対策講習会の開催

 10月26日、香川県立文書館2階視聴覚ホールにおいて、四国ブロック遭難対策講習会を香川県連主催で開催しました。
・内容
 第一部:講演会 講師:溝手康史 演題:「登山と法律」
 第二部:パネルディスカッション「登山道の管理責任について」
 コーディネーター:香川県連 三野雄二郎 アドバイザー:溝手康史
 パネリスト:四国4県連代表
・参加者数
 125人(香川79人、高知8人、徳島10人、愛媛10人、一般18人)
 香川県連や一般から多くの参加があり、労山のPRに繋がるとともに、登山における様々な事案の法的責任を整理することができました。
 また、各県連の登山道の状況、登山道に関係する事故0遭難について情報を得るとともに、登山道整備についての問題点について討議しました。

2015年度活動方針

1.各会事故報告の集約

 2015年度も2014度に引き続き、毎月の県連理事会において、その月に発生した事故・遭難の有無を報告してもらい、事故・遭難の把握に努めます。

2.事故・遭難・ヒヤリハット集の作成

 県連で作成した簡易な事故報告書および全国連盟への事故報告等により、各会から事故・遭難の情報を収集し、「事故・遭難。ヒヤリハット第7集」として取りまとめます。報告集は各会に配布し、遭難対策に役立てます。

3。「遭難を考える集い」の開催

 会員を対象に、2015年8月30日に開催し、各会事故報告、事故防止について討議を行い、事故遭難にたいする啓発を行います。

4.登山学校、講習会への参加の働きかけ

 県連主催の登山学校や各種安全対策講習会への参加を働きかけます。また、高知県連主催の四国ブロック遭難対策講習会への参加を働きかけます。